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石清水八幡宮「八角堂」鮮やかに 5年がかり修復、一般公開へ

修復が終わり、鮮やかな朱色を取り戻した八角堂(八幡市八幡大芝)=市提供
修復が終わり、鮮やかな朱色を取り戻した八角堂(八幡市八幡大芝)=市提供

 石清水八幡宮(京都府八幡市)境内の一部として国史跡指定を受ける八角堂(同市八幡大芝)が5年がかりの修復を終え、25日から一般公開される。明治期に現在地へ移築された当時を思わせる鮮やかな朱色を取り戻し、同日と26日の2日間、内部の特別公開や説明会がある。

 八角堂は鎌倉時代、石清水八幡宮がある男山に創建された仏堂。1611年に豊臣秀頼によって再建された後、明治期の神仏分離で、約2キロ離れた現在の西車塚古墳上に移された。2012年に石清水八幡宮とともに史跡指定を受けた。

 長年の風雨で柱が色あせ、屋根が壊れたり、白壁が剝がれるなど老朽化していた。市が土地を買い上げ、14年度から改修を進めていた。

 国補助を含め約2億3千万円かけて改修した八角堂は、外観だけでなく、堂内の柱の横材に施された唐草や花など明治期の模様も復元。市文化財保護課は「中を見られるのは期間限定。明治期の細かな彩色を楽しんでほしい」としている。

 25、26日は午前11時から午後3時まで内部を見学できる。両日とも午前11時、午後0時半、同2時の計3回、15分程度の説明会もある。予約不要。文化財保護課075(972)2580。

【 2019年05月22日 10時12分 】

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