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世界のかやぶき職人170人、京都・美山「かやぶきの里」に集う

かやぶき屋根のかや敷きを体験した海外からの参加者(南丹市美山町北)
かやぶき屋根のかや敷きを体験した海外からの参加者(南丹市美山町北)

 世界7カ国のかやぶき職人らが集い、日本のかやぶき技術を知るワークショップが21日、京都府南丹市美山町北の「かやぶきの里」で初めて開かれた。海外から訪れた人たちは、かやのふき替え体験などを通じて、日本の伝統に触れた。

 日本茅葺(かやぶ)き文化協会(茨城県つくば市)が、技術を世界の職人と共有しようと開いた「国際茅葺き会議」のイベントの一つ。イギリスやオランダ、デンマークなど7カ国の約170人が訪れた。

 ワークショップで参加者は、地元の会社「美山茅葺」の職人らの指導のもと、かやを整えるための木製の板「たたき」や古いかやを挟んで抜く「からす」などの道具の扱い方を学び、真剣に聞き入っていた。

 その後、参加者は実際にかやのふき替えを体験。日差しが照りつける中、足場を上ってかやを敷いたり、道具を使って整えたりした。うまくふくことができるとガッツポーズを決め、屋根の姿を写真に収めていた。

 オランダでかやぶき職人をしているヨースト・クルーガーさん(44)は「オランダでは効率的に作ることが多いが、日本のかやぶきはじっくりと仕上げる印象なので、伝統を感じられた」と話した。

【 2019年05月22日 14時22分 】

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