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京都のまち歩き、無料アプリ続々と アニメとタイアップも

幕末の京都の古地図を用いた「新撰組と巡る幕末京都」のアプリの画面
幕末の京都の古地図を用いた「新撰組と巡る幕末京都」のアプリの画面

 地理情報システムのコギト(京都市中京区)が開発した、まち歩きスマホアプリを活用したサービスが広がっている。衛星利用測位システム(GPS)を利用して、イラスト地図や古地図をデジタルマップと照らし合わせる技術を用いて、京都大(左京区)のキャンパス構内案内やアニメとのタイアップ企画に活用を広げ始めた。

 コギトが開発したアプリ「ambula map」は、紙の地図にデジタルの長所を盛り込んだ。手描きのイラストマップや古地図をスマートフォンで表示。利用者の位置やルートが表示され、地図の上を歩くように散策を楽しめる。地図上のポイントに情報の書き込みや感想、写真を投稿することも可能で、紙と違って情報をすぐに更新できる。

 同アプリでは、自治体や観光協会のマップを中心にすでに60種類以上のメニューが登場している。新たな用途として4月から「京都大学散策マップ」を公開。大学の案内地図は初で、吉田キャンパスを本部、吉田南、西部構内と3エリアに分けたイラストマップとし、スマホで案内する。各施設の場所だけなく、時計台やクスノキなど構内の見どころや歴史も紹介する。

 また、アニメと初のタイアップで期間限定のポイントラリー「新撰組と巡る幕末京都」を6月末まで実施中。劇場アニメ「PEACE MAKER 鐵(くろがね)」をテーマとし、隊士ゆかりの地を、昔の京都の古地図とリンクさせて案内することで、利用者を幕末の京を歩いている感覚にいざなう。

 アプリのダウンロードはいずれも無料。同社は「観光マップ以外にも応用できるアプリなので、今後も利用の幅を広げていきたい」としている。

【 2019年05月23日 16時00分 】

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