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涼やかササユリ、群生復活へ着々 滋賀・みなくち子どもの森

森の散策道沿いで開花したササユリ(滋賀県甲賀市水口町・みなくち子どもの森)
森の散策道沿いで開花したササユリ(滋賀県甲賀市水口町・みなくち子どもの森)

 滋賀県甲賀市水口町のみなくち子どもの森で、自生する「ササユリ」が咲き始めた。ボランティアの住民らの保全活動が奏功し、今年は50輪ほどの開花が見込まれるという。

 ササユリはユリ科の多年草で市の花。白色やピンク色の花が咲く。昔は市内の森や山でよく見られたが、里山環境の悪化や盗掘などの影響で激減。近年は保全の取り組みや花の観賞会が各地で進められている。

 同森では約7年前から、関係者が低木やササの刈り取り、球根の育成、保護ロープの設置などに取り組む。手入れを続けた結果、種子から育てた花が徐々に増え、今年も複数の群生地でつぼみが確認され、既に数輪の花が咲いている。

 同森自然館の学芸員河瀬直幹さん(44)は「マナーを守り、観賞してほしい」と話す。12日まで「ササユリ週間」として来館者に開花状況を案内し、花の写真入りカードを贈る。午前9時~午後4時半。10日休園。

【 2019年06月09日 19時30分 】

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