出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

祇園祭に193年ぶり参加「鷹山」が決意 山鉾巡行順番決まる

議場であいさつする鷹山保存会理事長の山田さん
議場であいさつする鷹山保存会理事長の山田さん

 祇園祭の山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」が2日、京都市中京区の市議会議場で行われ、前祭(さきまつり)(17日)で先頭の長刀鉾に続く「山一番」を引き当てた蟷螂(とうろう)山と後祭(あとまつり)(24日)で2年ぶりの山一番となる鯉山の代表が喜びを語った。鷹山保存会理事長の山田純司さん(64)は193年ぶりに唐櫃(からびつ)で参加する後祭巡行への決意を述べた。

 今年の巡行は鷹山が加わり前祭23基、後祭11基となる。34の山鉾町の代表が羽織はかま姿で参列した式は午前10時に始まった。祇園祭山鉾連合会の岸本吉博理事長、八坂神社の森壽雄宮司が見守る中、慣例で順番が決まっている「くじ取らず」を除く24基の代表が順番にくじを引いた。

 式の後、蟷螂山の梅村裕美さん(55)は「普段使わない左手で真ん中のくじを引いた。まさか一番とはと驚いて手足が震えた」、鯉山の尾江誘紀さん(73)は「うれしいの一言。町内に大きな顔をして帰れる」とそれぞれ笑顔を見せた。

 鷹山の山田さんは登壇して「昨年まで4年間観覧席で見ていた。こんなに早く議場に座れる日がくると思っていなかった。くじ取らずの名に恥じないようにしっかり巡行したい」と力強く話した。

 くじ取り式は巡行の先陣争いによる混乱を避けるため1500(明応9)年に始まった。

【 2019年07月03日 09時30分 】

ニュース写真

  • 議場であいさつする鷹山保存会理事長の山田さん
  • 【表】今年の山鉾巡行順
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース