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ご神体人形の面、無事を確認 祇園祭船鉾「神面改め」

本面(左)と写し面を掲げて無事を確かめる船鉾の関係者ら=3日午前10時25分、京都市下京区・町会所
本面(左)と写し面を掲げて無事を確かめる船鉾の関係者ら=3日午前10時25分、京都市下京区・町会所

 祇園祭の船鉾(京都市下京区新町通綾小路下ル)は3日、「神面改め」の儀式を行い、前祭(さきまつり)の巡行でご神体人形に取り付ける新旧の面の無事を確かめた。

 室町時代中期に作られた本面と江戸時代の写し面が伝わる。巡行では写し面を神功皇后像に付け、本面は担当者が持って鉾に乗る。

 午前10時、祇園祭船鉾保存会が神事入りの儀式「吉符入り」を行い、理事長の古川雅雄さん(82)が本面、町内会長の堀口敬史さん(62)が写し面をそれぞれ木箱から丁重に取り出し、息が触れないように懐紙をくわえて前方に45秒ほど掲げた。例年と変わらない姿を確認すると無言のまま再び木箱に戻した。

 堀口さんはマンションで暮らしており、マンション住人の町内会長が神面改めに臨むのは初めて。古川さんは「画期的な出来事。旧住民と新住民が一致団結し、お祭りを永続させたい」と話した。

【 2019年07月03日 11時20分 】

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