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京都・祇園祭、威勢よく神輿洗い神事 掛け声響く 

鴨川の水で神輿を清めた「神輿洗い」の神事(10日午後8時13分、京都市・四条大橋)
鴨川の水で神輿を清めた「神輿洗い」の神事(10日午後8時13分、京都市・四条大橋)

 祇園祭の神輿(みこし)を鴨川の水で清める「神輿洗い」が10日、京都市の四条大橋で行われた。法被姿の担ぎ手たちが威勢よい掛け声を響かせ、八坂神社の神職が神輿に水を振りかける姿を橋上から大勢の市民が見守った。

 神幸祭(17日)と還幸祭(24日)で八坂神社の氏子地域を練る神輿3基のうち「中御座」を清める神事。午後6時に八坂神社で神事を営み、舞殿に中御座以外の2基の神輿を据えた。本殿でともし続ける「おけら火」を長さ約6メートルの大松明(たいまつ)に移した火で四条大橋までの道を清めた後、男衆に担がれた中御座が神社を出発した。

 午後8時に神輿が四条大橋に到着すると、朝に鴨川からくみ上げた水を神職がサカキで振りかけた。水しぶきを浴びると無病息災に効くともいわれることから、子どもの健康を願い肩車で神輿のそばに近づく男衆もいた。

 この日は前祭(さきまつり)の山鉾巡行(17日)に向け京都市中心部で鉾建てが始まった。梅雨の晴れ間の下、下京区四条通烏丸交差点近くの長刀、函谷(かんこ)、月、鶏、菊水の5鉾で行われ、昔ながらの技法で土台のやぐらを組み立てるつち音が四条通や室町通に響いた。組み終わった鉾と曳山(ひきやま)の曳初(ひきぞ)めは12、13日の午後にある。

【 2019年07月10日 21時52分 】

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