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ご先祖様、あの世からお帰りなさい 「冥界入り口」で六道まいり

お盆を前に先祖の霊を迎える「迎え鐘」を鳴らす参拝者(7日午前9時47分、京都市東山区・六道珍皇寺)
お盆を前に先祖の霊を迎える「迎え鐘」を鳴らす参拝者(7日午前9時47分、京都市東山区・六道珍皇寺)

 お盆を前に先祖の霊を迎える伝統行事「六道まいり」が7日、京都市東山区松原通東大路西入ルの六道珍皇寺で始まった。強い日差しの下、参拝者が突く「迎え鐘」の音が絶え間なく響いた。

 平安時代に同寺一帯は葬送の地で、冥界の入り口に当たる「六道の辻(つじ)」と信じられてきたことから精霊迎えの行事が始まった。霊は「五山送り火」で再びあの世に戻るという。

 早朝からお年寄りや家族連れの列ができた。参拝者は迎え鐘の綱を引いて静かに手を合わせ、故人の名が書かれた水塔婆をお地蔵さんに納めた。その後、精霊が宿ると伝わるコウヤマキを持ち帰った。

 母親や小学生の娘2人と訪れた会社員の男性(38)は「17年前に亡くなった父に娘を見てもらおうと毎年来ている」と話していた。

 10日までの午前6時~午後10時。

【 2019年08月07日 15時10分 】

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