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国宝修理を間近で 大津、三井寺子院で工事見学会

光浄院客殿の屋根の葺き替え作業を見学する参加者(大津市園城寺町)
光浄院客殿の屋根の葺き替え作業を見学する参加者(大津市園城寺町)

 大津市園城寺町の三井寺で17日、修理が進められている国宝、光浄院客殿の工事見学会が開かれた。参加者は工事用の足場から葺(ふ)き替え作業中の屋根を間近で眺め、文化財の保存技術を学んだ。

 修理事業を担う滋賀県教育委員会が主催した。光浄院客殿は三井寺の子院で1601年創建。今年4月から年末にかけ、屋根やしっくいの壁などの修理が40年ぶりに行われている。

 見学会は午前と午後の計4回(各回30分)開かれ、それぞれ20人前後が参加した。文化財保護課の職員が長方形の板を3センチずつずらしながら重ね合わせる「こけら葺」の技法を説明。参加者は金づちと竹くぎで板を等間隔に打ち付ける職人の手つきを見ながら、「きれい」などと声を上げた。

 立命館大3年の女性(20)=滋賀県野洲市=は「文化財を身近に感じることができた」と話した。

【 2019年08月17日 18時10分 】

ニュース写真

  • 光浄院客殿の屋根の葺き替え作業を見学する参加者(大津市園城寺町)
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