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こま犬ルーツは「犬じゃない」鎌倉期から現代まで51体の歴史

材質や表情のさまざまなこま犬が並ぶ会場(亀岡市古世町・市文化資料館)
材質や表情のさまざまなこま犬が並ぶ会場(亀岡市古世町・市文化資料館)

 京都府亀岡市内の神社に奉納されたこま犬の数々を実物展示する企画展「かめおかの狛犬(こまいぬ)」が、亀岡市古世町の市文化資料館で開かれている。鎌倉時代に作られた木製のこま犬から、金銀に塗装された現代的なものまで、造形に特色のある51体を並べた。

 神社を守るために置かれているこま犬は、長い歴史の中で形を変えながら発展した。地域を物語る重要な史料であり、同館が各神社の社殿に安置されているこま犬を集めた。

 玉眼が光る大井神社(大井町)の1対や、吉田兼好の随筆「徒然草」に登場する出雲大神宮(千歳町)のこま犬の写真パネルなどを展示。ルーツは犬でなく獅子であったり、最初は木で作られていたが耐久性を考慮して石造が増えたりした歴史を紹介している。

 学芸員の近藤謙さん(46)によると、木製のこま犬がまとまって残っていることから、亀岡は目立った戦乱や災害のない平穏な地域であったといえるという。「これだけの数が一堂に会するのは珍しい。たっぷり見て楽しんで」と話している。

 9月8日まで(月曜休館)。有料。

【 2019年08月20日 15時35分 】

ニュース写真

  • 材質や表情のさまざまなこま犬が並ぶ会場(亀岡市古世町・市文化資料館)
  • 八幡宮社(畑野町)の瓦で作られた獅子とこま犬
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