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法華経の教え説く 戸津説法始まる、大津

戸津説法師を務めた穴穂行弘氏の話に聞き入る聴聞者たち(21日午前10時51分、大津市下阪本3丁目・東南寺)
戸津説法師を務めた穴穂行弘氏の話に聞き入る聴聞者たち(21日午前10時51分、大津市下阪本3丁目・東南寺)

 天台宗(総本山・延暦寺、大津市)の高僧が5日間にわたって法華経を説く「戸津説法」が21日、大津市下阪本3丁目の東南寺で始まった。今年は穴太寺(亀岡市)住職の穴穂行弘氏(78)が説法師を務め、森川宏映天台座主、桂川孝裕亀岡市長や同市の檀信徒、近くの住民ら約250人が聴講した。

 穴穂氏は冒頭、法華経と天台宗の関わりを解説。遣唐使として中国の天台山で学んだ宗祖最澄が法華経を中心とした天台宗を開宗したと述べた。続いて法華経を含む三つの経文からなる「法華三部経」のうち最初の「無量義経」を説き、「法華経がどれほどの教えか、人々に予見と期待を与えるものであった」と語った。

 明智光秀が主人公の2020年のNHK大河ドラマを例に挙げ、亀岡市と東南寺の縁を語るなど時折笑いも交えた説法に聴聞者が聞き入った。

 戸津説法は最澄が両親の供養のため琵琶湖畔の戸津浜で民衆に法華経を説いたのが始まりで、天台座主への登竜門とされる。25日まで毎日午前10時半から。23日午後2時からは地蔵盆に合わせて地蔵経の講義もある。

【 2019年08月21日 18時35分 】

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  • 戸津説法師を務めた穴穂行弘氏の話に聞き入る聴聞者たち(21日午前10時51分、大津市下阪本3丁目・東南寺)
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