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真宗大谷派の暢顕門首、20年6月末退任 後継は暢裕氏

大谷暢裕氏(左)、大谷暢顕氏(右)
大谷暢裕氏(左)、大谷暢顕氏(右)

 真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)は21日、来年6月30日で大谷暢顕(ちょうけん)門首(89)が退任し、いとこで門首後継者の大谷暢裕(ちょうゆう)氏(68)が同7月1日に26代門首に就任すると発表した。2023年に迎える宗祖親鸞生誕850年と立教開宗800年の慶讃法要は新たな門首が執り行う。

 暢顕門首は昨年7月に体調不良で入院し、療養とリハビリを経て同11月に復帰した。その後は、登高座への登壇を伴う報恩講や宿泊が必要な法要を暢裕氏が代理で務めており、暢顕門首は今年7月に但馬弘宗務総長らに「後継に門首としての任を継承してもらうことが最良」と退任の意向を伝えた。慶讃法要に向けた準備が進められる中、来年3月で90歳となる年齢も考慮したという。

 意向を受けて宗派は今月20日、「継承審議会」を開催し、暢顕門首の退任と暢裕氏の門首就任の期日を決めた。同派の報恩講が始まる前日の11月20日に門首継承式を行う予定。

 1996年に就任した暢顕門首は、大谷家と宗派が激しく対立した「お東紛争」を経て81年に成立した宗派の「憲法」に当たる新たな「宗憲」の下で就任した初めての門首。暢裕氏はブラジル国籍を有し、門首後継者となった後の2015年3月から京都で暮らしている。暢裕氏の就任に伴い、長男の裕(ゆう)氏(33)は「新門」となる。

【 2019年08月22日 10時44分 】

ニュース写真

  • 大谷暢裕氏(左)、大谷暢顕氏(右)
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

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