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6千の石仏と石塔、幻想的明かり 滋賀・引接寺で万灯供養

石仏の前に置かれたろうそくの明かりを眺める参拝者(22日午後7時45分、東近江市上山町・引接寺)
石仏の前に置かれたろうそくの明かりを眺める参拝者(22日午後7時45分、東近江市上山町・引接寺)

 約6千の石仏と石塔にろうそくの火をともして無縁仏を弔う「万灯供養」が22日夜、滋賀県東近江市上山町の引接寺(いんじょうじ)で行われた。幻想的な明かりに包まれた境内で、参拝者が鎮魂を祈った。

 石仏は、1573年に百済寺(同市百済寺町)が織田信長に焼き打ちされた際に、辺りの山や川に散乱し、約400年間放置されていたとされる。1976年から地元住民が約10年かけて集め、同寺の末寺である引接寺に安置した。86年からは供養を毎年8月22日に実施している。

 山伏たちが平和を祈り護摩をたいた後、午後7時ごろから、山伏姿の子どもらが石仏と石塔に供えたろうそくに1本ずつ火をともした。柔らかな炎に照らし出された石仏の前で、訪れた親子連れらが目を閉じて手を合わせた。城南小5年の女児(10)=滋賀県彦根市=は「きらきらしていて、夏休みの思い出になった」と話した。

【 2019年08月22日 21時41分 】

ニュース写真

  • 石仏の前に置かれたろうそくの明かりを眺める参拝者(22日午後7時45分、東近江市上山町・引接寺)
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