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降格圏無視できず事実上の「解任」 サンガ布部監督、退任へ

布部陽功監督
布部陽功監督

 サンガは過去、監督を頻繁に交代させてきた反省から、昨季12位とふるわなかった布部監督を続投させ、長期的な視野で強化する方針を示していた。だが極度の不振でJ3降格圏を漂う現状を無視できず、わずか12試合で事実上の「解任」に踏み切らざるを得なかった。

 今季はJ1昇格を明確に掲げず「土台づくり」(小島強化部長)を重視していた。風向きが怪しくなったのは3戦連続で試合終盤に決勝点を与え、3連敗を喫した第10節。試合後にサポーターが残り、低迷への批判が噴出した。この時も小島強化部長は「良くするために継続する」と続投を示唆していた。

 その後、クラブ史上初めてJ2最下位に転落。チーム関係者によると、スポンサーからも監督交代を求める声が強まったという。3日の栃木戦に1-3で敗れると、クラブは布部監督を擁護できなくなり交代を決断した。

 一貫したスタイルの構築を目指す理念には共感できるが、若く、実績の乏しい布部監督の登用にはリスクがあった。昨季から低迷を招いている山中社長らフロントの責任は重い。

【 2018年05月05日 08時26分 】

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