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京都で日本初、W杯開催 車いすフェンシング、13日から

昨年10月に行われた車いすフェンシングの日本選手権。競技は車いすを固定して行われる(京都市南区・元山王小)
昨年10月に行われた車いすフェンシングの日本選手権。競技は車いすを固定して行われる(京都市南区・元山王小)

 パラリンピック種目の車いすフェンシングのワールドカップ(W杯)京都大会が13~16日、京都市左京区のグランドプリンスホテル京都で開かれる。W杯開催は日本で初めて。2020年東京パラ出場に必要なポイントが得られる重要な大会で、京都に世界トップの車いすフェンサーが集結する。

 車いすフェンシングはピストと呼ばれる器具で車いすを床に固定して行う。選手の腕の長さに応じて選手間の距離を調節し、上半身のみで対戦する。用具やルールはフェンシングと同じで、パラリンピックでは1960年のローマ大会から正式競技に採用され、歴史は古い。

 京都での開催が決まったのは約1年前。国際車いす・切断者スポーツ連盟(IWAS)から、東京パラに向けたプレ大会として打診があった。車いすフェンシングは選手が動き回ることがないため、W杯はホテルで開かれることが多い。グランドプリンスホテル京都は毎年、市内で行われる全国車いす駅伝の選手が宿泊しており、会場となった。

 京都はこの競技と縁が深い。日本車いすフェンシング協会の小松真一理事長(65)=左京区=が1998年の協会発足から携わり、事務局は左京区にある。さらに、元山王小(南区)が国から競技別ナショナルトレーニングセンターに指定され、月に数回、合宿が行われるなど、選手強化の拠点となっている。

 日本選手は12人が参加する予定。京滋関係では、2017年のW杯女子エペ銀メダルの桜井杏理選手(30)=日阪製作所、桃山高出、伏見区=や、藤田道宣選手(32)=トレンドマイクロ、平安高―龍谷大出=の上位進出が期待される。試合の観戦は無料で、小松理事長は「競技に関心がなかった人たちにぜひ見てもらいたい」と話す。

【 2018年12月09日 20時00分 】

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  • 昨年10月に行われた車いすフェンシングの日本選手権。競技は車いすを固定して行われる(京都市南区・元山王小)
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