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フェンシング太田氏「アーバンスポーツ寄り」W杯入場無料に

全日本選手権の概要発表後に囲み取材を受ける日本フェンシング協会の太田会長(12月5日、東京都・駒沢体育館)
全日本選手権の概要発表後に囲み取材を受ける日本フェンシング協会の太田会長(12月5日、東京都・駒沢体育館)

 日本人で初めて国際フェンシング連盟副会長に就任した日本協会会長の太田雄貴氏(33)=平安高-同志社大出、大津市出身=が、来年1月下旬の高円宮杯ワールドカップ(W杯)東京大会で新たな観戦環境の提供に挑む。劇場を使い、異例の高額チケットを完売させた12月の全日本選手権から一転、今度は入場無料として都市型スポーツの自由な観戦スタイルを取り入れる。

 W杯は1月25~27日に東京都の港区スポーツセンターで個人戦と団体戦を行い各国の強豪が集う。太田氏は「スポーツは座って何時間も見ないといけない、という固定観念を捨てる」と着想を明かし、「選手にどこまで迫っていけるか。全部無料で開放しオールスタンディング(立ち見)で、出入り自由なアーバンスポーツ寄りの大会になる」とコンセプトを語った。

 今月9日の全日本選手権決勝は、ミュージカルなどで使われる東京グローブ座(東京都新宿区)で初開催。LED(発光ダイオード)電飾を会場に張り巡らせたり、選手の心拍数をモニター表示したりとエンターテインメント化を徹底し、平均約5千円のチケットが完売して話題を呼んだ。2020年の東京五輪へ向け人工知能(AI)など最新テクノロジーを競技に取り込む意欲も示し、19年は「協会の改革を今よりも5倍速で進めていく必要がある」と強調する。

 北京、ロンドン両五輪で銀メダルの太田氏は今月7日に国際フェンシング連盟副会長に選ばれた。東京五輪で新種目となるスケートボードなどの普及を図る日本アーバンスポーツ支援協議会の副会長も務めている。

【 2018年12月29日 11時33分 】

ニュース写真

  • 全日本選手権の概要発表後に囲み取材を受ける日本フェンシング協会の太田会長(12月5日、東京都・駒沢体育館)
  • フェンシングの全日本選手権個人戦決勝が行われた東京グローブ座=12月9日、東京都新宿区(代表撮影)
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