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99年初V貢献、福岡・長尾監督が初采配 全国女子駅伝

今大会から福岡チームの監督を務める長尾育子さん(左、11日・京都市上京区)、17回大会で2区を走る長尾さん(1999年1月17日)
今大会から福岡チームの監督を務める長尾育子さん(左、11日・京都市上京区)、17回大会で2区を走る長尾さん(1999年1月17日)

 13日号砲の第37回全国女子駅伝で、1999年の17回大会で福岡の初優勝に貢献した長尾育子さん(37)が古里・福岡の監督として初采配を振るう。「時の流れの早さを感じる。京都は駅伝の聖地。身の引き締まる思い」と気持ちを高ぶらせる。

 福岡市出身のスピードランナー。全国女子駅伝は計5度走った。筑紫女学園高2年だった17回大会は2区7位と粘り、福岡の初優勝を経験した。「とても喜んでいただき、勝つって大事だなと思った。これが年末の全国高校駅伝の優勝につながった」。18回大会は、3歳違いの妹・暁子さんと2、3区でたすきリレー。「親もうれしかったと思う」と懐かしがる。

 順天堂大ではけがに苦しみ引退も覚悟したが、母校の筑紫女学園高での教育実習中に「しっかりやれば戻れる」と浮上のきっかけをつかんだ。卒業後も実業団の積水化学で走り続け、国際千葉駅伝で日本代表のアンカーも任された。

 10年に現役引退。企業の事務職を経て福岡大付属大濠高で教員に。15年春から筑紫女学園高の教壇に立ち、昨年末まで4年連続で全国高校駅伝に導いた。指導者として「挑戦と継続の大切さ」を強調する。「レース前は不安になるし、速い人もいるけど、全力でぶつからないといい結果は出ない」と説く。

 同級生で長崎・諫早高のエースだった藤永佳子さん、立命館宇治高で活躍した1学年下の沢(旧姓阪田)直子さんら、都大路で競い合ったライバルとの交流は今も続く。3年前から長崎チームの監督を務める藤永さんは「指導者としても相談し合っている。ともに女子駅伝の監督になれてうれしい」と歓迎する。長尾さんは「監督という立場だけど、勝ちたいという思いはありますね」と笑った。

【 2019年01月12日 07時10分 】

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