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代表選手連破の17歳、全日本女子エペ準V 京都・乙訓の寺山

全日本選手権女子エペで準優勝した乙訓高の寺山(乙訓高)
全日本選手権女子エペで準優勝した乙訓高の寺山(乙訓高)

 昨年12月のフェンシング全日本選手権女子エペで、京都府立乙訓高2年の寺山珠樹が準優勝した。土壇場での勝負強さが光り、シニアの日本代表を連破する快進撃を見せた。「大きな舞台で戦えていい経験になった」。17歳の期待のフェンサーは、さらなる成長を誓う。

 3度目の同選手権出場でつかんだ初めての決勝は「まさか行けるとは思っていなかった」。会場は、普段演劇などを上演する東京グローブ座。舞台はライトアップされ、試合中の心拍数がモニターに表示される独特の雰囲気の中、同大出の山田里衣(なとり)に12―15で振り切られた。「相手の方が全日本への思いが強かった。決勝まできて勝てず悔しかった」と振り返る。

 それでも決勝トーナメントでは準決勝までの4試合中3試合で、同点から最後の1本を争う勝負を制した。「1本勝負は得意じゃなかったけど、勝てて気持ちに余裕が出てきた」。準々決勝は過去全敗の日本代表選手に序盤はリードを許したが14―14と追いつき、1本勝負で逆転。準決勝も前回王者を破った。

 京都フューチャーフェンシングクラブ(大山崎町)出身。168センチの長身から繰り出す突きを武器に昨年2月のアジア・カデ(17歳未満)選手権で3位に入った。前に出ても後ろに下がっても戦える高い総合力に加え、乙訓高の池端花奈恵監督(ロンドン五輪日本代表)は「粘り強さが出てきた」と評価する。

 年明けに行われたJOCジュニアオリンピックカップのジュニア女子エペで優勝を飾り、好スタートを切った2019年。「シニアでもランキングを上げてトップの人と戦えるようになっていけたら」と飛躍を狙う。

【 2019年02月10日 16時00分 】

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