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元プロ投手、監督で甲子園目指す 横浜でプレーの染田教諭

選手の練習を鋭く見つめる染田監督(京都府城陽市枇杷庄・西城陽高)
選手の練習を鋭く見つめる染田監督(京都府城陽市枇杷庄・西城陽高)

 プロ野球の横浜(現・DeNA)で選手経験がある同志社大出身の染田賢作教諭(36)=京都府木津川市州見台=が今春、西城陽高(城陽市)の野球部監督に就任した。「素直な選手が多く、これまでの監督が磨いてきた打撃も魅力。走塁や投手力を加え、さらに強くしたい」。大学時代に練習を積んだ山城の地から、初めて指揮官として甲子園を目指す。

 染田教諭は奈良・郡山高時代に内野手として2000年夏の甲子園に出場。同大進学後に本格的に投手に転向し、04年春の関西学生野球リーグ戦では、リーグ史上初の完全試合も達成した。

 一方、ドラフトの自由獲得枠で入団した横浜では、1軍登板は2試合にとどまった。「大学時代と同じような球が投げられず、何がだめなのかも分からなかった」と振り返る。この経験が、「プレーに苦しむ選手を助けたい」と指導者を志すきっかけになった。

 打撃投手を経て10年に横浜を退団した後、母校で教員免許を取得。15年に前任の乙訓高(長岡京市)に配属され、野球部長として18年春の選抜大会初出場に貢献した。

 乙訓高でともに甲子園の土を踏んだ市川靖久監督の志を受け継ぎ、「選手から野球がなくなっても何かが残るような人間を育てる」がモットーだ。乙訓高では、甲子園に出場した選手たちが、自信あふれる表情に変わった姿を目の当たりにし、「人間形成のため、甲子園を目指したい」と力を込める。

 プロ出身の高校野球監督は全国的にも珍しく、指導や采配に注目が集まる。初采配は13日開幕の春季府大会。「3年生の部員には、泣いても笑っても春と夏の大会しかない。選手の力を最大限に引き出したい」と意気込む。

【 2019年04月07日 17時14分 】

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  • 選手の練習を鋭く見つめる染田監督(京都府城陽市枇杷庄・西城陽高)
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

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