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茅の輪くぐり、祇園祭締めくくる 京都

茅の輪をくぐり、無病息災を祈る参拝者ら(31日午前10時40分、京都市東山区・八坂神社境内の疫神社)
茅の輪をくぐり、無病息災を祈る参拝者ら(31日午前10時40分、京都市東山区・八坂神社境内の疫神社)

 1カ月間にわたる八坂神社(京都市東山区)の祭礼、祇園祭を締めくくる「夏越祭(なごしさい)」が31日、八坂神社境内にある疫神社で行われた。蟬(せみ)時雨が降り注ぐ中、雅楽が奏でられ、大勢の参拝者が茅(ち)の輪をくぐって祭りの無事を感謝した。

 夏越祭は、八坂神社の祭神素戔嗚尊(すさのおのみこと)が、疫神社の祭神蘇民将来にもてなしを受けた返礼に、「蘇民将来之子孫也」と記した護符を持つ者を疫病から守ることを約束したという故事にちなむ。

 気温が30度を超す中、午前10時に八坂神社の氏子組織や神輿(しんよ)会、山鉾の関係者ら計約300人が参列して始まった。森壽雄(ひさお)宮司(69)は「祇園祭で京都が一つになった。素晴らしいことだ。みなさんは蘇民将来の子孫。無病息災、家内安全、商売繁盛で元気にお過ごしいただきたい」とあいさつした。

 参列者は疫神社の鳥居に設置された直径約2メートルの茅の輪をくぐって神前で手を合わせ、護符を授かったり、茅を持ち帰ったりした。

【 2017年07月31日 12時03分 】

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