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南禅寺の刺激臭、動物撃退用スプレーか 直前、業者が噴霧

異臭騒ぎがあった現場付近で被害者から容体などについて聞く救急隊員ら(2日午後0時35分、京都市左京区・南禅寺)
異臭騒ぎがあった現場付近で被害者から容体などについて聞く救急隊員ら(2日午後0時35分、京都市左京区・南禅寺)

 今月2日に京都市左京区の南禅寺で刺激臭が発生し4人が救急搬送された騒ぎで、市の委託業者が同寺周辺で動物撃退用のスプレーを噴霧したことが原因となった可能性のあることが7日、分かった。

 市などによると、市街地にイノシシやシカが頻繁に出没していることを受け、市が1日に東京都の業者に同寺周辺の山裾にある防護柵の点検を委託。業者は2日午前11時10~20分ごろ、同寺方丈の東側約50メートル地点で、イノシシが寄りつかないよう動物撃退用のスプレーを噴霧したという。

 市は「市街地近くで刺激の強いスプレーを使うことは不適切」として、業者を指導した。京都府警が業務上過失致傷の疑いで作業員と業者を調べている。

 刺激臭により、2日午前11時半ごろ、境内にいた観光客や職員ら24人がのどや目の痛みを訴え、このうち女性4人が救急搬送された。

【 2018年05月07日 13時30分 】

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