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近鉄がフリーゲージ開発へ 京都ー吉野、直通運転も

 近畿日本鉄道は15日、フリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)を開発すると発表した。京都駅から乗り換え不要で奈良県の吉野線に直通運転できるようにする。実現の時期は未定という。

 FGTは、異なる線路の軌間(ゲージ)でも、車輪の間隔を自動的に変換して走行できる列車。

 近鉄の軌間は、京都線(京都~大和西大寺)や橿原線(大和西大寺~橿原神宮前)は標準軌(1435ミリ)、吉野線(橿原神宮前~吉野)は狭軌(1067ミリ)と異なる。そのため、京都駅から吉野駅に向かうには、途中の橿原神宮前駅で乗り換える必要がある。

 FGTが実用化すれば、5~10分程度かかる乗り換えが不要になり、乗客の利便性が向上する。6月22日付でフリーゲージトレイン開発推進担当役員を就任させ、国土交通省や他の鉄道事業者、車両メーカーなどと検討を進める。

 同社は「鉄道事業者が合併してきた経緯から軌間が異なり、解決策を模索してきた。FGTを技術的に研究していく」(広報部)としている。

【 2018年05月15日 23時10分 】

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