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大阪北部地震「さらに起こる可能性」 専門家が警戒

近畿の主な活断層(上)と京都滋賀で震度5以上の地震(下)
近畿の主な活断層(上)と京都滋賀で震度5以上の地震(下)

 18日に発生した大阪北部地震は、神戸市北部から大阪府高槻市に延びる「有馬―高槻断層帯」の付近が震源だった。関連はまだ分からないが同断層帯は1596年に「慶長伏見地震」を起こし、当時も甚大な被害をもたらしている。専門家は「近畿に活断層がたくさんあり、さらに地震が起こる可能性がある」と強調。将来の発生が予想される南海トラフ地震との関連も指摘した。

 大阪管区気象台によると、今回の地震は東西から断層に力が加わってずれが生じたタイプで、内陸の地震としては一般的という。

 記録の範囲では1923年以来、京滋で震度5以上を記録した地震は関東大震災や阪神大震災などがある。京滋には花折断層帯や琵琶湖西岸断層帯が走り、近畿全体でも活断層は多い。関西大社会安全学部の河田恵昭教授(危機管理)は「今回の地震の影響で、ほかの断層で別の地震が発生するかもしれない」と警戒を促す。

 また河田教授は、今後30年以内に起こる可能性が高いとされる南海トラフ地震の前兆として、近畿でマグニチュード6クラスの地震が頻発すると予想されていると指摘。「今後も同規模の地震は起こる可能性がある」と話した。

【 2018年06月19日 09時10分 】

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