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鷹山、2022年巡行復帰へ 祇園祭、約200年ぶり

江戸後期に巡行していた鷹山をイメージした復元図(作図・中川未子、鷹山保存会提供)
江戸後期に巡行していた鷹山をイメージした復元図(作図・中川未子、鷹山保存会提供)

 祇園祭後祭(あとまつり)の「休み山」の鷹山(京都市中京区三条通室町西入ル)について、鷹山保存会の山田純司理事長(63)は21日、八坂神社(東山区)での記者会見で2022年の巡行復帰を目指すと発表した。山鉾の復活は14年の大船鉾以来で、鷹山が復帰すれば計34基となる。会見では高さ約14メートル、幅約4メートル、全長約6メートルとなる山の基本設計案も明らかにした。

 鷹山は1826年の巡行時の風雨で懸装品(けそうひん)を傷めて以降、巡行に参加せず、64年の大火では山本体を焼失した。2015年に保存会が結成され、これまでは26年までの復興を目指していた。

 基本設計案では、巡行に加わっていた江戸後期の姿への復元を目指し、前(さき)祭の岩戸山や後祭の南・北観音山に似た曳山(ひきやま)とする。頂上部には真松を立て、舞台には3体のご神体人形とともに囃子(はやし)方が乗る。

 鷹山は、すでに車輪などの部材一部をほかの保存会から譲渡されている。今後これらの部材が使えるか検討し、同時に寄付を募って懸装品などを準備する。

 山での巡行復帰に先だって、八坂神社の祭神の名をしたためた掛け軸を唐櫃(からびつ)に収め、「唐櫃巡行」を19年から3年間実施する。

 山田理事長は「ご神体の力で多くの人が集まり、夢が目標になり近づいて来た」と笑顔を見せた。八坂神社の森壽雄宮司は「できるだけ早く復活し立派に巡行する姿を見せていただきたい」と期待を込めた。

【 2018年06月21日 23時30分 】

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  • 江戸後期に巡行していた鷹山をイメージした復元図(作図・中川未子、鷹山保存会提供)
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