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太平の舞、稚児ら優雅に 祇園祭・長刀鉾「吉符入り」

会所2階から身を乗り出して「太平の舞」を披露する稚児の小林君(中央)と禿の大岩君(右)と伊東君=5日午後3時22分、京都市下京区・長刀鉾町会所
会所2階から身を乗り出して「太平の舞」を披露する稚児の小林君(中央)と禿の大岩君(右)と伊東君=5日午後3時22分、京都市下京区・長刀鉾町会所

 祇園祭前祭(さきまつり)の長刀鉾(京都市下京区四条通烏丸東入ル)は5日、神事始めの「吉符入り」を行った。稚児の小林勇太朗君(8)らが、17日の巡行時に鉾の上で見せる「太平の舞」を会所2階から行き交う市民に披露した。

 午後3時、長刀鉾保存会の井上俊郎代表理事(61)が、会所の祭壇に向かい稚児の小林君や補佐役で禿(かむろ)の大岩勇仁君(9)、伊東諒君(8)の名前の書かれた「吉符」を読み上げ、神前に供えた。

 その後、「蝶(ちょう)とんぼの冠」に若草色の裃(かみしも)姿の小林君は練習を重ねてきた「太平の舞」を保存会役員に披露。1回で「合格」をもらうと禿の2人とともに会所の窓際に立った。囃子(はやし)方が演奏するゆったりとした祇園囃子にあわせて約15分間、舞った。

 会所の前には雨の中、多くの市民が立ち止まり、優雅に舞う小林君の姿を見つめていた。小林君は「けっこう緊張したけど、99点の出来だった。100点目指して練習していきたい」と話した。

【 2018年07月05日 23時50分 】

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  • 会所2階から身を乗り出して「太平の舞」を披露する稚児の小林君(中央)と禿の大岩君(右)と伊東君=5日午後3時22分、京都市下京区・長刀鉾町会所

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