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長引く大雨、地震被害に追い打ち 京都・八幡市

地震で屋根瓦が落ちた松花堂書院内の蔵で見つかった雨漏り(6日午後4時10分、八幡市八幡・松花堂庭園)
地震で屋根瓦が落ちた松花堂書院内の蔵で見つかった雨漏り(6日午後4時10分、八幡市八幡・松花堂庭園)

 大阪府北部地震で震度5強の揺れに見舞われた京都府八幡市では6日、長引く大雨が地震被害に追い打ちを掛けた。

 国名勝の「松花堂庭園」(同市八幡)では、地震で屋根瓦が落ちた松花堂書院の蔵と台所で雨漏りした。内部の壁や柱、床がぬれ、布やバケツでしのぐ。市は防水シートで覆うなどの処置を検討する。

 紅葉の名所、神應寺(同市八幡)では6日朝、約30メートルにわたり参道の斜面が崩れていた。大木祖淨住職(77)は「地震で地盤が緩んだのでは。雨がやまないと、どうしようもない」と話した。

 近くの自動車修理販売店では5日から、修理工場の内壁が水浸しに。地震でゆがんだ雨どいからあふれた水が、壁の隙間から流れ込んだとみられる。地震では自宅の瓦が落ち、棚の食器が割れた。家族で店を営む西村美弥子さん(72)は「これ以上強く雨が降ったら心配」と話す。

 酒店経営の松井茂雄さん(81)は地震をきっかけに店を閉じることを決めたばかり。店舗名のタイルやネオンが外壁から剝がれ落ち、高齢も考慮した。壁をシートで覆うが、前は通学路。地震後、修理を依頼したが、被災家屋が多い上に雨が続き「順番がなかなか回ってこない」と気をもむ。

 八幡市は、土砂災害警戒区域を中心に市内をパトロールしている。地震の被災家屋が多く、危険箇所にはコーン標識を置く。

【 2018年07月07日 08時10分 】

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