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大文字から点火、故人しのぶ 京都で「五山送り火」

闇を照らすように浮かび上がった大文字を見守る大勢の人たち(16日午後8時13分、京都市上京区・出町橋西詰めより東を望む)
闇を照らすように浮かび上がった大文字を見守る大勢の人たち(16日午後8時13分、京都市上京区・出町橋西詰めより東を望む)

 お盆に迎えた先祖の霊を送る「五山送り火」が16日夜、京都市内の各山で営まれた。山腹の文字や形が見える場所には多くの人が集まり、故人をしのんで手を合わせたり、スマートフォンで撮影したりしていた。

 午後8時、「大文字」(左京区)を皮切りに「妙法」(同)、「船形」(北区)、「左大文字」(同)、「鳥居形」(右京区)が順次点火された。

 心配された雨も点火時刻前には上がり、大文字が見える上京区の出町橋西詰めには多くの家族連れや若者が集まった。心地よい川風が吹く中、「大」の字が次第にぼんやりと夜空に浮かび上がると、観衆からは「きれい」という声が沸き起こった。

 友人と訪れた薬剤師出口靖子さん(73)=西京区=は「大文字が大きく見えました。鴨川が近くて風情がありますね」と話した。京都府警によると、この日の人出は2万4千人だった。

 送り火の開始に先だって、各山では大阪府北部地震と西日本豪雨の犠牲者を追悼するため1分間の黙とうを行った。

【 2018年08月16日 20時30分 】

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