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「コンチキチン」の囃子響かせ曳山巡る 大津祭の本祭

天孫神社前に勢ぞろいした曳山が、西行桜狸山を先頭に巡行に繰り出す(7日午前9時20分、大津市京町3丁目)
天孫神社前に勢ぞろいした曳山が、西行桜狸山を先頭に巡行に繰り出す(7日午前9時20分、大津市京町3丁目)

 国の重要無形民俗文化財で大津市で毎年開かれる大津祭は7日、本祭で最高潮に達した。ゴブラン織りの貴重な幕やからくり人形を飾った曳山(ひきやま)が「コンチキチン」の祭り囃子(はやし)を響かせながら同市中心部を巡行した。

 同祭は江戸初期から続く天孫神社(同市京町3丁目)の祭礼。商業都市大津の繁栄や町人文化を伝え、湖国三大祭りに数えられる。

 午前9時、同神社に集合した曳山13基は、くじ取らずの「西行桜狸山(さいぎょうざくらたぬきやま)」を先頭に出発、くじ一番の「月宮殿山(げっきゅうでんざん)」が続いた。約100年ぶりに東方朔(とうほうさく)人形の衣装を新調した「西王母山(せいおうぼざん)」は、金糸や金箔(きんぱく)を用いた華やかな衣装が輝きを放った。

 見物客は、コイの滝登りやえびすさんのタイ釣りといった巧妙なからくりに拍手を送り、曳山からまかれる厄よけちまきに手を伸ばしていた。

【 2018年10月07日 23時24分 】

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