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お菓子食べると会議はかどる? グリコなど実験、活発化の傾向

会議室に置かれた音声を拾うセンサー(右手前)と菓子
会議室に置かれた音声を拾うセンサー(右手前)と菓子

 お菓子を食べると会議がはかどるのか―。村田製作所は11日、センサーを活用して場の雰囲気などを測るシステム「NAONA(ナオナ)」を使い、江崎グリコと共同で菓子が会議に与える影響を調べる実証実験を始めたと発表した。1カ月間の実験では、菓子を食べた後、テンポがよくなってコミュニケーションが活発になったり、ポジティブな感情が高まったりする効果がみられたという。

 「NAONA」は、場の雰囲気や盛り上がりなど、従来デジタル化できていなかった情報を空間情報としてセンサーで感じ取り、可視化してデータとして提供する「空気を読む」プラットフォーム(基盤)のシステム。村田製作所が開発を進めていた。

 9月から実験を始め、両社の複数の会議室に、360度の方向からの音声データをキャッチするセンサーを設置。菓子を食べない会議と食べた会議で各参加者の発言量や回数、会話の成立回数、テンポ(発言時間)、トーンといったデータを比べて分析したところ、菓子を食べた後の方が会議が活性化する傾向がみられた。NAONAの実証実験は4例目。これまでに上司との面談や子どもの見守りで利用されていた。

 16~19日に千葉市の幕張メッセで開かれる情報通信技術やエレクトロニクスの見本市「CEATEC(シーテック)ジャパン」に同システムを出展する。

【 2018年10月11日 19時04分 】

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