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戦後初、共産党が公認候補擁立見送り 統一選の京都市議選

 来春に予定されている統一地方選の京都市議選東山区(定数2)で、共産党が公認候補の擁立を見送ることが18日、分かった。同区では、無所属新人の支援に回るという。新人は、今年4月の京都府知事選に立候補して善戦した福山和人弁護士や、その支援団体有志らが推す。全国の自治体でも屈指の勢力を有する共産府委が、統一地方選の京都市議選で公認候補を立てないのは戦後初めて。

 同区で共産党は定数3だった時代は1議席を得ていたが、2に削減された2003年以降は落選が続く。一方、市民の立場で福山氏の選挙を支えた経験を踏まえ、同区での立候補を決めた無所属新人の会社経営白坂有子氏(61)が、知事選で福山氏を推薦した共産に支援を要請。党府委は白坂氏の支援を決めた。

 府委の渡辺和俊委員長は取材に「市民と共産の共闘が実現した知事選において、市民側で重要な役割を果たした白坂さんとは信頼関係がある」と話した。

 京都府内における共産党公認の地方議員数は114人で、議席占有率は全国トップの19・9%。特に京都市議会(定数67)は第一党の自民党(20議席)に迫る18議席を有し、共産の「牙城」とされる。

 来春の市議選東山区では、自民党が現職の平山貴大氏(30)、国民民主党が現職の中野洋一氏(49)を公認候補で擁立する。

【 2018年10月19日 08時50分 】

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