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AIが人類にもたらす変化は? 「第4次産業革命」見通し語る

人工知能がもたらす変化について講演する中山氏(京都市中京区)
人工知能がもたらす変化について講演する中山氏(京都市中京区)

 京都政経文化懇話会は23日、10月定例会を京都市中京区のホテルで開き、富士通常務理事で首席エバンジェリストの中山五輪男(いわお)氏が「人工知能で変わる生活、ビジネス」と題して講演した。人工知能(AI)は経験したことのない変化を人類にもたらすとして、その兆しや見通しを語った。

 中山氏によると、蒸気機関や電気、コンピューターに続き、AIによる第4次産業革命を迎えつつある、という。

 グーグルのAI開発責任者、レイ・カーツワイル氏の著書を参照し、2020年代後半にAIが人間と同程度の知性を持ち、30年代は人間同士が精神を転送し、ナノマシンを脳内に挿入して仮想現実(VR)を利用するようになると指摘。最先端の実験や開発の映像を交えながら「人間が再定義される時代になる」とした。

 企業もこうした変化を見据えて動き始めており、未来の自社のサービスを考えるトヨタの取り組みを通し、デザインの手法を用いた思考法で社員自らが将来のビジョンを描いていく様子を紹介した。中山氏は「AIをビジネスにどう生かすか、という発想は必ず失敗する」と断言。世の中や自社の現状を見極めて将来ビジョンを描き、その実現に必要ならばAIを導入するべきだと強調した。

【 2018年10月23日 22時40分 】

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  • 人工知能がもたらす変化について講演する中山氏(京都市中京区)
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

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