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スマホ、音声なしで119番 京都・綾部で新システム導入

京都府綾部市が11月1日から運用を開始する「緊急通報システム」
京都府綾部市が11月1日から運用を開始する「緊急通報システム」

 京都府綾部市は、聴覚・言語障害者が音声なしでスマートフォンから119番通報できる「緊急通報システム」の運用を11月1日から始める。GPS(衛星利用測位システム)機能などで外出先からでも助けを求めることができる。

 システムは画面上の「救急」「火事」「その他」のボタンを押し、さらに「自宅」「現在地」のどちらかを押すと、GPS機能を使った地図で位置を指定できる。「交通事故でけが人」といった文字も送ることができる。

 聴覚・言語障害者は音声通話が困難で、これまでは自宅のファクスからしか119番通報できなかった。緊急通報システムはスマホかインターネットができる機能が付いた携帯電話を使うため、外出先からも通報できる。

 システムは登録制で、市は説明会を10月17日に実施し、すでに15人が登録している。聴覚・言語障害がある対象者は市内に約150人いるとみられ、市消防本部は「登録者を増やしたい」と話している。登録は市福祉課0773(42)4254、ファクス0773(42)8953と同本部で受け付けている。

 システムは、国が第4次障害者基本計画で同様の仕組みを2020年度までに全ての消防本部で導入することを目標に掲げている。府内での導入は、福知山市、舞鶴市に次いで綾部市が3番目。

【 2018年10月31日 18時10分 】

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