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「プリキュア世代」の学生企画、声優招きトーク 京都・立命大

プリキュアを見て育った学生たちが企画した15年記念のトークショー。声優やディレクターたちが登壇した(京都市北区、立命館大)
プリキュアを見て育った学生たちが企画した15年記念のトークショー。声優やディレクターたちが登壇した(京都市北区、立命館大)

 人気テレビアニメ「プリキュア」シリーズが今年、放送開始15年目を迎えた。立命館大(京都市北区)では、プリキュアを幼い頃に見て育った20歳前後の学生たちが企画して、初代プリキュアの声優やディレクターを迎えたトークショーを開き、作品に込められた思いを若者が聞き入った。

 プリキュアは、普通の女の子が伝説の戦士「プリキュア」に変身し、悪と戦うストーリー。幼児向けアニメとして毎週日曜朝にテレビ放送されている。「幼稚園の頃に毎週見ていて、おもちゃもいっぱい持っていた」という映像学部2年の松井奈緒さん(19)や光田葵さん(20)ら4人が中心となって、トークショーを企画。他大学の学生も含めて講堂が満席となる200人が参加した。

 初代「ふたりはプリキュア」シリーズで主人公「キュアブラック」役の声優を務めた本名陽子さんは、学生たちを見て「小さい時に見てくれていたのかな。大きくなったねー」とアニメ声であいさつし、場を和ませた。

 同じく「キュアホワイト」役の声優・ゆかなさんは「私は小さい頃から、どうして男の子は自分の力で立ち向かうのに、女の子にはそういう作品がないのだろうと違和感を覚えていた。当時は女の子のアクションものがあまりなかった時代。受け入れられ、うれしかった」と話した。

 同シリーズディレクターの西尾大介さん=立命館大出=は「主人公が女の子だからこうだとか、あえて作品で言わないようにした。確かに女の子のアクションは難しいが、自分の体で向き合うので絵にしやすい」と打ち明け、鷲尾天プロデューサーは「子どもたちが見て、気持ちの良い爽快な映像を大切にしている」と語った。

 「プリキュア」は映画としても毎年公開されており、現在、歴代55人のプリキュアが活躍する最新作「映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」が公開中。同映画のプロデューサーを務めた神木優さん=立命館大出=は「踏ん張って前に進んでいくプリキュアの姿には、子どもはもちろん、進路に悩む20歳前後の皆さんになって気づくメッセージがある。今回、母校の学生さんがトークショーを企画してくれ、本当にうれしかった」と、感慨を込めた。

【 2018年11月09日 13時00分 】

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