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運転手不足、JR系が京都市バス運行受託縮小 経費膨張へ

民間の会社が管理や運行を受託している京都市バス(京都市南区・九条営業所)
民間の会社が管理や運行を受託している京都市バス(京都市南区・九条営業所)

 京阪バス(京都市南区)が京都市バスの運行受託から撤退するのに続き、西日本ジェイアールバス(大阪市)も受託車両の縮小を決めたことが9日分かった。運転手確保が困難になるためで、2019年度から1系統14両を削減する。市交通局は、両社の撤退、縮小を受け、20年度までに7系統80両を直営に戻す予定で、経費が膨らみそうだ。

 交通局は市バス全818両のうち、半数の406両を民間バス会社6社に運行委託している。市バスをバス会社の運転手が運行し、交通局は人件費や燃料代などの経費を支払う。

 西日本ジェイアールバスが受託しているのは梅津営業所(右京区)の一部9系統80両。19年度から8系統66両へ縮小する。

 京阪バスは、現在受託している九条営業所(南区)の一部6系統66両について、19年度に4系統45両に縮小した上で、車両整備などの業務を含めて20年度に全面撤退する。

 交通局は、京阪バスを除く5社と19年度から5年間の契約を結ぶ。西日本ジェイアールバス以外の4社に委託する系統や車両台数に変更はない。

 交通局が20年度までに直営化するのは、5、6、31、50、65、71、93号系統で、運転手の新規採用で対応する。本年度の新規採用は当初、大型2種免許の未取得者を含め75人を予定していたが、100人に増やした。整備士の採用も再開する。

 直営化に伴い、19年度は人件費が前年度に比べ5億円膨らむ見通し。さらに委託先のバス会社から運転手の確保に必要な経費の上積みを求められたため委託料も7~8億円増えるとしている。

【 2018年11月10日 09時00分 】

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