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北陸新幹線の地質調査中に大規模断水 配水管破損か、京都

上水道の配水管が破裂した宝が池公園(京都市左京区)
上水道の配水管が破裂した宝が池公園(京都市左京区)

 22日正午ごろ、京都市左京区の宝が池公園内で、上水道の配水管が破裂した。市の復旧作業に伴い、23日午前0時から同4時にかけ、同区岩倉地域や北区上賀茂地域の約5千戸が断水した。現場では、北陸新幹線敦賀-新大阪の具体的なルート選定に向け、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)が地質調査のために掘削工事中だったといい、市は機構の委託業者が誤って配水管を破損させたとみている。

 市などによると、地質調査は今秋、南丹市と京都市で始まった。同公園では今月初旬からボーリング工法で実施していたという。

 市によると、業者が掘削用ドリルの操作を誤り、口径600ミリの配水管を破損させ、一時は水が噴き上がったという。23日午前4時10分に断水は解消したが、一部地域では水道水の濁りが続いているという。市上下水道局管理課は「(機構側から)事前連絡がなく、配水管の位置を把握していなかった可能性がある」として、経緯を調べる方針。

 北陸新幹線敦賀以西ルートは、丹波地域を縦断し、JR京都駅やJR松井山手駅付近を経て大阪までを結ぶことが決定している。京都市中心部の地下を通る可能性が高く、地質調査による市民生活への影響を懸念する声が出ていた。

【 2018年11月23日 09時39分 】

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