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普通の焼き芋3倍の糖度、滋賀の「へんないも」ってどんな芋?

おいしいと評判が高まっている「へんないも」(滋賀県湖南市岩根・市民産業交流促進施設ここぴあ)
おいしいと評判が高まっている「へんないも」(滋賀県湖南市岩根・市民産業交流促進施設ここぴあ)

 野菜の直売などを行う滋賀県湖南市岩根の市民産業交流促進施設ここぴあで、昨春に売り出した焼き芋「へんないも」がおいしいと評判だ。一般の焼き芋の3倍以上の糖度があり、11月にあった全国のご当地おやつの人気投票で3位になった。リピーター客が増え、売り上げも伸びている。

 へんないもはサツマイモを低温で焼き、さらに2週間以上低温熟成して完成させる。同施設で総菜を販売する社博之さん(57)=同市サイドタウン2丁目=が、30年以上レストランの調理師として働いた経験を生かし、砂糖などの甘味料を加えず、素材の甘みを引き出した。しっとりと柔らかい食感も特徴だ。

 当初は別名で販売していたが、4月に滋賀県草津市であったイベントでへんないもと名付けたところ、興味を持つ客が多く「これでいけると感じた」。同施設でも5月から改名して売り、特許庁に商標登録申請も行った。

 県商工会連合会が10月に開いたコンテストで特別賞となったことを受け、11月中旬に東京で開かれた「ニッポン全国物産展」(全国商工会連合会主催)の「ご当地おやつランキング」に滋賀代表で出品。来場者が試食し、都道府県代表47品から気に入った1品に投票する仕組みで、へんないもは熊本の焼き菓子、岐阜のジェラートに続き3位だった。

 ランキング結果の報道や味の良さが口コミで広がった影響で、売り上げが急上昇。繰り返し買う客も増え、多い日では従来の5倍の約50本売れるという。

 社さんは「今は県外のイモを使うが、関心を持ってくれる農家もおり、将来は市内産にしたい」と意気込む。試食した女性(66)=甲賀市=は「上品な甘みが口の中にいつまでも残る。温めたらもっとおいしそう」と話した。

【 2018年12月04日 09時34分 】

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