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「環境こだわり米」新パッケージで 滋賀・ブランド確立目指す

環境こだわり米をアピールするため、滋賀県が作ったコシヒカリに特化した新パッケージ(右)
環境こだわり米をアピールするため、滋賀県が作ったコシヒカリに特化した新パッケージ(右)

 滋賀県は、農薬と化学肥料の使用量を半分以下に抑えた「環境こだわり農業」で栽培したコシヒカリを、2019年産から新たな店頭用パッケージで本格的に売り出す。環境こだわり米のブランド化を目指し、日本穀物検定協会の食味ランキングで3年連続の最高「特A」を獲得した「みずかがみ」のパッケージを踏襲したデザインで県内外にアピールする。

 新パッケージは「びわ湖にやさしい近江米こしひかり」とうたい、米粒を集めたライスフラワーで琵琶湖をかたどり、袋全体を湖水をイメージした淡い緑色に仕上げた。5、10キロ用を作り、ライスフラワーと青色を配したみずかがみとの統一感を演出した。

 環境こだわり米コシヒカリは01年産から県の認証マークを表示してきたが、業者によってパッケージがばらばらで消費者の認知度が高まらず、農薬や化学肥料を通常基準で使った一般米と同程度の価格で扱われたり、一般米と混ぜて売られたりする事例が多かった。

 県は本格導入に先立ち、18年産米15トン分を新パッケージに詰め、19日から県内と京都府内で試験販売を始める。同日午前11時と午後1時の2回、守山市の商業施設モリーブで披露イベントを催すほか、県内の平和堂全店と京都府内のアル・プラザ6店舗で販売する。

 県内の環境こだわり米コシヒカリの作付面積は約5100ヘクタール(17年)で、コシヒカリ全体の44%に当たる。全量が環境こだわり米のみずかがみは約2500ヘクタール(同)まで拡大しており、県内の稲作(約1万3600ヘクタール)の45%が環境こだわり農業で栽培されている。

 三日月大造知事は「農家の苦労に見合う価格に引き上げるには、消費者の目に留まり知ってもらうことが大切。みずかがみとの二枚看板で売っていく」と話している。

【 2019年01月18日 12時45分 】

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