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自閉症の人「見通しや選択示すこと大事」 専門家語る支援のコツ

自閉症の特性を踏まえた支援の方法を解説する奥平社長(京都市左京区・京都教育文化センター)
自閉症の特性を踏まえた支援の方法を解説する奥平社長(京都市左京区・京都教育文化センター)

 自閉症の支援について学ぶセミナーが26日、京都市左京区の京都教育文化センターで開かれた。発達障害者向けの商品を手がける会社の代表が講演し、自閉症の特性を踏まえて、今後することの見通しを伝えたり、自分で選ぶ習慣を付けたりする大切さを説いた。

 自閉症の人に合ったスケジュール表やメモ帳などを製造・販売する「おめめどう」(兵庫県篠山市)の主催。自身も自閉症の次男(26)を育てた奥平綾子社長(55)が講師を務めた。

 奥平社長は、足の不自由な人が車いす、視力の低い人が眼鏡を使うように、自閉症の人にとって支援アイテムは必要な手助けであることを強調。例えば、自閉症の人は予期しないことが起きると興奮したり、パニックになったりすることがあるが、スケジュール表を用いることで「見通しが立ち、心構えができる」と助言した。

 同じことを繰り返すこだわり行動についても「選択肢がない状態では前にしたことを倣う」と背景を説明。選択肢を示すメモを使い、自分で行動を決めるよう習慣づけることを勧めた。いつまでも幼児のように扱わず、年齢に応じた接し方をすることも訴えた。

 自閉症の子どもを持つ親ら約30人が参加した。

【 2019年01月27日 12時18分 】

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