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サンガ好調、開幕3試合負けなし 戦術転換奏功、次節が試金石

2日の鹿児島戦でドリブル突破を図るサンガの黒木(西京極)
2日の鹿児島戦でドリブル突破を図るサンガの黒木(西京極)

 J1昇格を目指すJ2京都サンガFCが、開幕3試合を2勝1分け(勝ち点7)で、好スタートを切った。ボールを保持して主導権を握る戦術で現在5位。今季掲げるパスサッカーの精度を高め、決定機を増やすことが今後の鍵となる。

 9日の福岡戦の決勝ゴールが今季のスタイルだ。素早い攻守の切り替えからパスを連動させる―。後半26分、左サイドで小屋松と黒木がプレスを掛け、ボールを奪う。そのまま黒木がドリブルで中央に切り込み、宮吉とのパス交換からワンタッチでゴール。黒木は「相手の裏を取るプレーができた」と語る。

 サイドからのクロスに頼りすぎ、得点に結びつかなかった昨季とは違い、パスをつないで崩す。昨季は出番が少なかった黒木が起用されているのも高いパス技術を生かすためだ。2日の鹿児島戦も鋭い縦パスを宮吉に通し、勝ち越しの起点となった。

 22チーム中19位だった昨季は開幕から2分け1敗で勝ち点2。3試合を終えての勝ち点7以上は、開幕6連勝などでJ1復帰した2005年以来。守備は昨季、3試合で5失点だったが、GK清水の好セーブもあり、計1失点に抑えている。状況に応じて4バックと5バックを使い分けている。

 まだチームは途上段階。パスの多さはJ2トップクラスだが、ゴールに迫る場面は少ない。黒木も「味方の距離感など、チームとしてより良くしていかないと」、中田監督も「守備は予想以上のできだが、攻撃でもっとチャンスをつくりたい」と語る。3連勝中の3位・柏と対戦する17日のホーム戦も重要な一戦となる。

【 2019年03月14日 21時47分 】

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