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「ひこにゃん」登場機会減る? 暫定予算に運営費盛り込まれず

バレンタインのプレゼントをもらって喜ぶひこにゃん(2月、彦根市役所)
バレンタインのプレゼントをもらって喜ぶひこにゃん(2月、彦根市役所)

 滋賀県彦根市の2019年度一般会計当初予算案が市議会に否決されたのに伴い、市の人気キャラクター「ひこにゃん」の活動費を暫定予算で工面できず、新年度以降は当面、ひこにゃんの登場回数が減ることが27日、明らかになった。桜のシーズンを控え、同市の観光に打撃を与えそうだ。

 ひこにゃんは13年から彦根城の天守や市内の観光施設に1日3回登場し、観光客を楽しませてきた。市の集計によると、17年度は38万2千人が観覧。ほかにも市内外のイベントに年間150回出演し、同市のPRに大きく貢献している。

 しかし、市が財政難のため事業見直しを進めた19年度一般会計当初予算案が、市議会の反発を受けて否決。27日に発表した暫定予算案では4カ月分の人件費など義務的経費に限定せざるを得ず、ひこにゃんの活動の委託経費3千万円が計上できなくなった。

 大久保貴市長は記者会見で「今のように毎日3回(ひこにゃんを)登場させることは難しい。観光客の期待に応えられなくなるのは残念で申し訳ない」と謝罪した。市は4月以降、本予算案が6月市議会で可決されるまで職員が肩代わりすることを検討している。

【 2019年03月27日 16時50分 】

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