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「不整脈で自然死」争うと主張 呼吸器外しで検察が有罪立証方針

大津地裁
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 滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年、人工呼吸器を外して患者を殺害したとして、殺人罪で12年間服役した後、再審開始が決定した元看護助手西山美香さん(39)の再審公判計画を話し合う三者協議が23日、大津地裁で開かれた。弁護側によると、検察側は改めて有罪立証する方針を明らかにした、という。

 弁護側が協議後に会見して明らかにした。

 説明によると、検察側は、弁護側が新証拠として提出した「不整脈で自然死した疑いが生じた」という医師の鑑定書について争うと主張した、という。大津地検は「主張は公判で明らかにする」とコメントした。

 西山さんは04年に殺人容疑で滋賀県警に逮捕され、「呼吸器を外した」と自白した。公判で否認に転じたが、07年に最高裁で有罪が確定した。12年に2度目の再審請求をした。

 大阪高裁は17年、弁護側が新たに提出した鑑定書などから、再審を認めた。西山さんが取り調べをした刑事に好意を抱き、迎合して虚偽の自白をした可能性も指摘した。検察側は特別抗告したが、最高裁第2小法廷は今年3月に棄却し、再審開始が確定した。

【 2019年04月23日 18時47分 】

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