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「平和な時代に」「幸せな暮らしを」 願い胸に「令和」幕開け

「平成」最後の夜をマハラジャ祇園で楽しむ人たち(30日午後10時28分、京都市東山区)
「平成」最後の夜をマハラジャ祇園で楽しむ人たち(30日午後10時28分、京都市東山区)

 30年余り続いた平成が幕を閉じ、令和の時代が1日、始まった。京都、滋賀では30日から1日未明にかけ、節目を祝うイベントが行われた。「次も平和で」「幸せな暮らしを」。市民はさまざまな願いを胸に、新たな時代を迎えた。

 京都市東山区のディスコ「マハラジャ祇園」では平成のヒット曲などを流し、移りゆく時代を音楽を通して振り返った。日付が変わる直前には音楽を止め、参加者全員でカウントダウン。会社員の男性(34)=滋賀県竜王町=は「平成は災害が多かった。兵庫県西宮市の出身で阪神淡路大震災では自宅が全壊した。令和には穏やかで平和な時代になってほしい」と話した。

 大津市浜大津1丁目の旧大津公会堂では30日夜、市民が和紙などで作ったあかりをともすイベントがあった。高さ180センチの円すい形のあかりに、来場者が新時代への願いを込めたメッセージを貼り付けていった。母親と訪れた小学5年の男児(10)=さいたま市=は「学校で地元の人に戦争について聞いたので、令和は平和な時代になるといい」と話した。

 東山区の漢字ミュージアムでは同日昼、菅義偉官房長官になりきって記念撮影できる特設コーナーに列ができた。「令和」の額を掲げて写真に収まった愛知県一宮市の中学1年の女子生徒(12)は「いじめや悪口のない幸せな暮らしができる時代になってほしい」と願い、隣で「平成」の額を持った中学3年の兄(14)は「産業の発展でもっと便利になってほしいけど、ロボットに仕事を奪われないか不安」と話した。

【 2019年05月01日 00時10分 】

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