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薩長同盟で密談伝説の茶室、消失回避へ 大久保利通の有待庵

大久保利通旧邸の敷地内に残る茶室の内部(5月9日、原田良子さん撮影)
大久保利通旧邸の敷地内に残る茶室の内部(5月9日、原田良子さん撮影)

 京都市上京区の住宅解体工事現場で現存が確認された大久保利通の茶室「有待庵」について、所有者の女性(69)と京都市が20日、将来的な移築を視野に主要な部材を保存する方針を決めた。近く住宅工事をいったん中断し、再現可能な状態での解体作業に入る。

 現場は、1866(慶応2)年から68(明治元)年まで利通が使っていた旧邸跡に当たり、茶室は薩長同盟が結ばれた小松帯刀(たてわき)の邸宅「御花畑(おはなばたけ)」から移築されたと伝わる。

 この日、茶室を視察した京都府教育委員会元文化財保護技師で府立京都学・歴彩館副館長の平井俊行氏は「配置などは大きく改変したようだが、建物柱や鴨居(かもい)といった主な部材は幕末期のものが使われており、御花畑から移築された可能性が高い」と話した。

【 2019年05月20日 12時34分 】

ニュース写真

  • 大久保利通旧邸の敷地内に残る茶室の内部(5月9日、原田良子さん撮影)
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