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食物アレルギー、児童も学び助けてあげて 教員手引書に新項目

アレルギー発症時の行動の仕方を記した、京都府教委作成のイラスト
アレルギー発症時の行動の仕方を記した、京都府教委作成のイラスト

 京都府教育委員会は、小中学校や高校での食物アレルギーに関する指導法を記した教員向け手引書に、周囲の児童生徒の理解を深めるための項目を追加した。アレルギーの発症時や修学旅行での飲食時などに、周囲の子どもたちが適切な行動や配慮ができるよう、イラストを用いた分かりやすい指導法を記載した。

 新たな項目では、小学生や中学生など対象年齢ごとに周囲の生徒に教えるべき内容を記載。「自分の分の給食をあげない」「調理実習ではアレルギーのある子どもと調理器具を分ける」「緊急時には先生を呼ぶなど、一人一人が行動できるようにしておく」などとアレルギーに配慮した行動のポイントを記した。

 分かりやすく教えられるよう「牛乳アレルギーがある友だちと遊んでいる時に、ドーナツをもらいました。どのような行動を取りますか」と考えてもらうクイズも紹介。海外に修学旅行へ行った時に英語でアレルギーの説明をするイラストなども盛り込んだ。

 府教委によると、府内で食物アレルギーがある子どもの割合は小学生で5・8%、中学生で6・7%(2017年度)。学校や校外では子どもたち同士で行動する場面も多く、アレルギーに関して情報を共有しておくことが重要なため、新たな項目を設けた。

 府教委は「食べ物を好き嫌いでなく体質で食べられない子どもについて周りも理解し、みんなで命を守れるようにしたい」としている。

【 2019年06月11日 18時23分 】

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  • アレルギー発症時の行動の仕方を記した、京都府教委作成のイラスト
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