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京都唯一の村、村長選で国政与野党相乗り候補破れる 平沼氏当選

平沼和彦氏
平沼和彦氏

 任期満了に伴う京都府南山城村長選が23日に投開票され、無所属新人で村商工会長の平沼和彦氏(68)が、いずれも無所属新人で前村議の北久保浩司氏(54)=自民、立憲民主、国民民主、公明推薦=と前村議の徳谷契次氏(68)を破り、初当選を果たした。北久保氏は、現職の手仲圓容村長(80)が後継指名したほか、国政与野党が相乗りし、西脇隆俊府知事の推薦も得たが、及ばなかった。

 手仲氏は今期限りで引退表明。12年ぶりに新人同士の争いとなった。人口減少と少子高齢化が進む中で、手仲村政への評価や今後の地域活性化策、福祉施策などが争点となった。

 平沼氏は農林商工業を活性化して税収増につなげるため、観光事業創出を提案。住民本位の村政を掲げ、インフラ整備など、これまで解決されなかった地域課題への着手も強調した。NPO法人などで長年、地域活動に尽力してきた知名度を生かし、村内で開発が進む大規模太陽光発電所(メガソーラー)への対応といった手仲村政への批判票も取り込んだとみられる。

 徳谷氏は高齢者施設の早期整備などを主張したが、支持が広がらなかった。

 投票率は74・70%で、前回を3・08ポイント上回った。

【 2019年06月23日 23時39分 】

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