出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

京都スタジアム命名権、20億円で京セラに 新名称も発表

京セラが命名権の優先交渉権を得た京都府立京都スタジアム(亀岡市)
京セラが命名権の優先交渉権を得た京都府立京都スタジアム(亀岡市)

 来年初めに開業予定の京都府立京都スタジアム(亀岡市)について府は25日、命名権の優先交渉先に京セラ(京都市伏見区)を選んだことを明らかにした。名称は、サッカーJ2京都サンガFCのホームとなることを踏まえ「サンガスタジアム by Kyocera」とし、毎年1億円を20年間支払う契約となる見通し。

 命名権は「年1億円、10年間以上」を条件に4~5月に募集し、京セラのみが応じた。スタジアムは整備に156億円、開業後50年間の維持管理・修繕に158億円が見込まれており、府は命名権料を整備・運営費用などに充てる予定。

 京セラはスタジアムの屋根(約5200平方メートル)に太陽光発電システムを設置し、防災用に蓄電システムを備える提案をしている。京セラは「命名権による支援を通じ、京都サンガFCを中心としたサッカーなどのスポーツ振興や経済活性化に少しでも貢献していきたい」とコメントした。

 また、施設の指定管理者は4~5月に2社の応募があり、京滋でスポーツ施設経営を手がけるビバ(上京区)と、サンガを運営する京都パープルサンガ(下京区)による特定目的会社「ビバ&サンガ」を内定した。指定管理期間は、施設が完成する12月末から10年3カ月の予定。

 サンガのホームゲーム開催日以外の活用が課題で、同社は、稼働率や来場者を増やすため、企業運動会やスタジアムウエディングを提案。アウトドアとインドアを組み合わせたフィットネス事業も展開するとしている。ビバの小森敏史社長は「京都市内から遠いイメージを変え、何としても成功させる」としている。

 亀岡市の桂川孝裕市長は「スタジアムを主に使用するサンガが運営者になれば、活性化への連携が取りやすくなる。ビバも集客への企画力に期待できる。スタジアムの有効活用に向け、しっかり協議していきたい」と話した。

【 2019年06月25日 18時10分 】

ニュース写真

  • 京セラが命名権の優先交渉権を得た京都府立京都スタジアム(亀岡市)
京都新聞デジタル版のご案内

    地域のニュース

    全国のニュース