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震災の故郷に義援金を 歌の旅続けて 岩手の濱守さん

FMうじの番組に出演し、旅の経緯などについて話す濱守さん(左)=京都府宇治市
FMうじの番組に出演し、旅の経緯などについて話す濱守さん(左)=京都府宇治市

 東日本大震災の被災地、岩手県大船渡市のシンガー・ソングライター濱守栄子さん(41)が、地元に義援金を届けるため全国で公演やスピーチを続けている。24日は京都府宇治市でコミュニティー放送局「FMうじ」の番組に出演し、「震災から8年以上が経過した。ふるさとの復興を願って、これからも歌い続けたい」と語った。

 濱守さんは岩手県内の銀行を退職後の2008年、東京で本格的な音楽活動を始めた。地震後、「見慣れた風景が一変した。得意な歌で何か(復興支援を)したい」と、11年の夏ごろからCD販売やコンサートの収益の一部を義援金に充てる。大船渡市と陸前高田市に寄付し、今年の3月末で計827万円になった。

 「私をきっかけに被災地を応援してくれる人が全国にもっと増えればいい」と思い立ち、電子ピアノを車に積んで4月11日から全国各地を旅する。

 義援金をこれまでと合わせて1千万円にすることを目標に定め、訪問先で毎日、自身の曲を披露すると決めた。震災で被害を受けた故郷の情景を表した作品や、命の大切さや夢を持つ楽しさを歌った曲を優しい声色で届ける。

 目標金額には6月中旬に達した。旅のゴールは、8月上旬に大船渡市で開かれる夏祭りに設定している。濱守さんは「温かい支援を地元の皆に報告したい」と語る。

 京都府では23日に京都市上京区でライブを開催。24日はFMうじに出演後、南丹市日吉町で舞台に立った。

 滋賀県では26日午後2時からピエリ守山(守山市今浜町)、午後7時に音楽サロン「サロン・ドゥ・メルシー」(大津市本堅田5丁目)で公演する。27日には日野町でも行う。問い合わせや支援は、インターネット検索「ピアノと女一人旅」で。

【 2019年06月25日 22時58分 】

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