出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

J2サンガ、前半2位ターン 後半13日から、次節は首位山形と

首位攻防戦となる山形戦に向けてトレーニングを重ねるサンガの選手たち(東城陽グラウンド)
首位攻防戦となる山形戦に向けてトレーニングを重ねるサンガの選手たち(東城陽グラウンド)

 J2は各チーム一巡目の対戦を終え、13日から後半戦に入る。京都サンガFCは10勝7分け4敗の勝ち点37で、J1自動昇格圏内の2位につけている。パスをつなぐ戦術が進化し、得点力が向上。次節でいきなり、勝ち点3差で追う首位山形と敵地でぶつかる。

 昨季はJ3降格圏の21位で折り返した。前半戦終了時の2位は、J2に降格した2011年以降で最高。小屋松は「思っていた以上にいい順位にいる」と率直に明かす。開幕前のクラブの目標は「J1昇格争い」という表現だったが、「優勝」を口にする指導陣や選手が増えてきた。

 最終ラインから細かくパスをつなぎ、ゴール前を固める相手でも複数の選手が連動して崩す場面が目立つ。開幕から11試合は計9得点だったが、その後の10試合は21得点と倍増した。中田監督は「個人の強みをどう生かすかということも加わった」と手応えを示す。一美が8得点、仙頭が6得点、小屋松が4得点と前線の選手が満遍なく点を取っている。

 一方、失点が増えているのが気がかりだ。今季初めて2失点した第14節以降、計4試合で複数失点。また総失点20のうち7点は残り15分を切ってから取られている。前がかりに攻めた時にカウンターを受けないよう、チーム全体で守備のリスク管理を徹底したい。

 5月以降は主力が固定されつつあるが、7日の長崎戦はGK加藤が初先発して完封勝利に貢献するなど、チーム内の競争は続いている。前半戦は6位以上のチームに1分け4敗と苦しんでおり、自動昇格を果たすには上位からの勝ち点奪取が鍵となる。クラブは夏の補強に動いており、国内で複数の選手をリストアップしている。

 山形は連動したプレスでリーグ最少の計13失点と堅守を誇る。4月の対戦は0―1で敗れた。守備の要の安藤が累積警告で欠場する穴をどう埋めるか。黒木は「前は負けたが、サンガはあんなもんじゃないことを見せたい」と闘志を燃やす。

■12年以降、半数超が自動昇格

 現在の22チームで争う方式になった2012年以降の過去7シーズンでみると、折り返し段階でJ1自動昇格圏の2位以内にいるチームが、そのまま自動昇格を決めたのは、14チーム中8チームと半数を超えている。ただ昨季、山口は前半戦を2位(勝ち点39)でターンしながら中盤以降に失速してJ1参入プレーオフ圏外の8位に終わった。今季も上位は混戦で、サンガも決して気は抜けない。

 自動昇格ラインに必要な最終の勝ち点は、2012年の湘南が75と最も低く、最も高かったのが16年の清水の84。80の大台に乗せられるかが一つの目安とみられ、現在勝ち点37のサンガは前半戦以上のペースで勝ち点を積み上げることが求められる。

【 2019年07月11日 21時00分 】

ニュース写真

  • 首位攻防戦となる山形戦に向けてトレーニングを重ねるサンガの選手たち(東城陽グラウンド)
京都新聞デジタル版のご案内

    地域のニュース

    全国のニュース