出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

京都アニメ火災事件、殺人容疑で逮捕状

猛煙を上げる京都アニメーションのスタジオ(18日午前10時40分ごろ、京都市伏見区)
猛煙を上げる京都アニメーションのスタジオ(18日午前10時40分ごろ、京都市伏見区)

 京都市伏見区桃山町因幡のアニメ製作会社「京都アニメーション」の第1スタジオが放火され、従業員の男女34人が死亡、34人が重軽傷を負った事件で、京都府警捜査本部(府警察学校)は20日、殺人と現住建造物放火の疑いで、青葉真司容疑者(41)の逮捕状を取った。

 青葉容疑者は全身熱傷で意識はなく重篤な状態で、20日に入院中の京都市内の病院から大阪府内の病院へ転院。捜査本部は回復次第、逮捕する方針。

 捜査関係者によると、青葉容疑者は事件直後に身柄を確保された際、赤い半袖シャツを着用していた。容疑者に似た赤い半袖シャツの男は、事件数日前に第1スタジオ周辺にいるところを近隣住民に目撃されていた。また事件前日の17日昼過ぎに2回、夜に1回、現場の約500メートル南西にある桃山舟泊公園で、赤色のシャツを着てベンチに寝そべる男が別の住民2人に見られていた。夜の目撃時には、ベンチ脇に台車のような物が置かれていたという。

 この男は事件当日の18日午前8時にも同じベンチで寝転がり、同10時ごろには付近の店舗従業員が、台車に携行缶を載せて歩く姿を目撃していた。青葉容疑者は同時刻ごろ、第1スタジオの西約500メートルにあるガソリンスタンドで携行缶二つにガソリン40リットルを入れ、購入していたとされる。事件後の19日には桃山舟泊公園で携行缶の空き箱が見つかっており、府警は青葉容疑者が公園を拠点にし、犯行準備をしていた可能性があるとみている。

【 2019年07月20日 23時00分 】

ニュース写真

  • 猛煙を上げる京都アニメーションのスタジオ(18日午前10時40分ごろ、京都市伏見区)
京都新聞デジタル版のご案内

    地域のニュース

    全国のニュース