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京アニ放火、犯行前にネットカフェ滞在 所在地など情報収集か

発生から2日、規制線が取り除かれ内部があらわになった「京都アニメーション」の第1スタジオ(20日午後5時56分、京都市伏見区)
発生から2日、規制線が取り除かれ内部があらわになった「京都アニメーション」の第1スタジオ(20日午後5時56分、京都市伏見区)

 京都市伏見区桃山町因幡のアニメ製作会社「京都アニメーション」の第1スタジオが18日に放火され、男女34人が死亡、34人が重軽傷を負った事件で、青葉真司容疑者(41)=殺人や現住建造物等放火などの疑いで逮捕状=が京都に入った後の16日ごろ、インターネットカフェに滞在していた形跡があることが22日、捜査関係者への取材で分かった。青葉容疑者は関東地方出身で京都に土地勘はなかったとみられるが、所持品からスマートフォンなどの通信機器は見つかっていない。容疑者がネットカフェで第1スタジオや本社、ホームセンターの所在地などの情報を収集した可能性もあるとみて捜査している。

 また、放火に使用したとされるガソリン携行缶や台車などを、現場から約6キロ南の宇治市内のホームセンターで購入していたことも、防犯カメラの映像などから判明した。

 捜査関係者によると、青葉容疑者に似た男が事件の数日前から、第1スタジオや宇治市木幡の本社周辺で台車を押して歩く姿を住民に目撃されている。青葉容疑者が襲撃のための下見をしていた可能性があるが、一帯は道が入り組むなどし、土地勘がないと移動しづらいという。

 一方、京都府警は22日、新たに死者8人の司法解剖を行った結果、うち5人の死因が焼死、2人が一酸化炭素中毒、1人が不詳だったことを明かした。

 府警は事件発生直後から約100人態勢の被害者支援チームを立ち上げ、安否が分かっていない従業員の家族や負傷者の相談に乗り、宿泊先の手配や送迎などの支援を続けている。

【 2019年07月22日 15時00分 】

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